【概要】
[和名] アラニン、α-アラニン、DL-アラニン、β-アラニン [英名]Alanine [化学式]C3H7NO2
アミノ酸の一つ。非必須アミノ酸。
【食品データ】
■特徴:
アラニンは、α-アラニンとβ-アラニンに分類できるが一般的にアラニンは「α-アラニン」を指す。
タンパク質を構成するアミノ酸のα-アラニンは、さらにタンパク質を構成するL体と、細菌の細胞壁などに存在するD体に分類される。DL-アラニンはこの2種類のα-アラニンを混合した合成品。α-アラニンは、疎水性アミノ酸で、非極性側鎖アミノ酸に分類される。肝臓の働きを助ける。アルコール代謝を改善する作用が報告されている。
タンパク質に含まれないアミノ酸に含まれるβ-アラニンは、筋肉の分解を防いで持続力向上を図るためにプロテインに使用されることが多い。また長時間の運動時にエネルギーが不足してもβ-アラニンを体内に補給しておくことで骨格筋を分解しにくくするため、筋肉を減らすことを泣く持続力を保たせることができる。β-アラニン摂取後5~10分で手のひらなど皮膚にピリピリ感が生じる「β-アラニンフラッシュ」が起こることがあるが健康上の問題はなく、次第におさまる。
非必須アミノ酸のフェニルアラニン(こちら)は別物。
■有効成分:アラニン
■目安量:2~4g/日
■効能効果:
α-アラニン:肝機能、アルコール代謝、
β-アラニン:体脂肪減(燃焼系)、抗疲労
■一緒に見られる原料:
α-アラニン:アミノ酸各種、
β-アラニン:クレアチン
■キーワード:機能性表示、食薬区分改正
■用途:プロテイン
■規格:
【業界データ】
■団体:日本アミノ酸学会JSAAS、必須アミノ酸研究会、国際アミノ酸科学協会(ICAAS)
■市場規模:
■価格相場:
■シェア:
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■記事:
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