【概要】
テルペン類は、式(C5H8)nで表される化合物で、天然物の一種に分類される。テルペンは炭素数によってさらに分類され、モノテルペン(C10)、セスキテルペン(C15)、ジテルペン(C20)などに分類される。モノテルペンとしては、ターペンタインの主成分であるα-ピネンがよく知られている。
多くのテルペンが薬理作用を有することが示されているが、ほとんどの研究は実験室研究によるものであり、ヒトにおける臨床研究は予備的なものである。テルペンはまた、アロマテラピーなどのいくつかの伝統的な医薬品の成分である。テルペン(およびテルペノイド)は大麻(マリファナ)に多く含まれており、カンナビノイドの薬効または精神作用を調節すると想定されてきた。これはしばしば「アントラージュ効果(entourage effect )」と呼ばれる。しかし、この仮説を支持するヒトの臨床データは現在ほとんどない。
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