【概要】
[和名]サジー(沙棘)、サージ、ウミクロウメモドキ、サクリュウカ、シーベリー、シーバックソーン、チャチャルガン
[英]Sea Buckthorn、Sea berry、Argasse、Argousier、Chharma、Dhar-Bu
[学名]Hippophae rhamnoides
グミ科の双子葉植物、果実または種子から抽出したエキス末や油を利用。
【食品データ】
■特徴:
ユーラシア原産で、中国や内モンゴル、モンゴルなどの高山や砂漠、寒暖の差が激しい地域に生息する「グミ科」の生命力の高い植物。サジーの果実は、黄色~橙色の直径5mm~10mmの小さな果実(小豆ほどの大きさ)。その小さな果実に200~300種類以上の栄養素を蓄えており、その栄養素の高さから「スーパーフルーツ」と呼ばれている。さらに、果肉・種子には「油分」を多く含み、不飽和脂肪酸が多く含んでいる。特に、果実にはω7脂肪酸のパルミトレイン酸を多く含み、天然の植物では希少な存在となっている。サジー品種の中でも、ビコアサジー(シネンシスサジーの一種)は、
・乾燥(年間雨量300ml)
・標高の高さ(2,000m)
・紫外線の強さ
・極端な温度差(-40℃~50℃)
などの厳しい自然環境で育っているため、実が小さく、色も濃い橙色となっている。そのため、栄養価も高く多くの栄養素を含んでいる。
■有効成分:
ビタミンC、ビタミンA、ビタミンE、鉄分・亜鉛などの主要ミネラルと微量元素、必須アミノ酸&非必須アミノ酸、ω3・6・7・9脂肪酸(植物由来機能性脂質・油脂)、αリノレン酸、リノール酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、・フルーツ酸 (リンゴ酸、酢酸、キナ酸など)、カロテノイド(αカロテン、βカロテン、リコピン、βクリプトキサンチン、ルテイン、クロセチン)、ポリフェノール(フラボノイド、アントシアニン、プロアントシアニジン、ルチン、イソラムネチン、ケルセチン、ケンフェロール)、食物繊維、植物ステロール
■目安量:
■効能効果:
・抗酸化力向上(活性酸素消去)、冷え性・むくみ・体温上昇、貧血対策、生理痛改善、月経困難、紫外線予防、免疫賦活、腸内細菌のバランス改善、アンチエイジング、頻尿改善(膀胱炎)、前立腺肥大、アレルギー、便秘対策、精神疲労・ストレス・睡眠、エネルギー源の消耗による疲労、美容・美肌、更年期、血管・血流改善
■用途:
サプリメントやオイルなどの食用から化粧品用途まで幅広くご利用いただけます。
■規格:
【業界データ】
■団体:日本サジー協会、国際サジー学会
■市場規模:
■価格相場:
■シェア:1位宇航人ジャパン