【概要】春黄金花はミズキ科の落葉小高木で、春に黄金色の花が咲く事からその名がついたそうです。また、秋になると茜色の実ができることから秋珊瑚とも呼ばれています。
春黄金花は冬の寒さにも耐え、よく育つ強い樹木ですが、その生命力は実にも宿っています。
和漢では春黄金花の実を山茱萸(サンシュユ)と呼び、常食していると次第に体力がついてくるとのことで、古くから滋養強壮目的に利用してきました。
実際、八味地黄丸など老化現象にも対応する漢方薬にも配合されています。更に、その滋養強壮作用に着目して、老化からの耳鳴りや難聴、めまいの対策にも利用しています。
最近の研究で、春黄金花の実に含まれているイリドイド類には神経伝達物質の過剰な作用を抑え、神経を保護する作用があると言われています。
[和名]山茱萸(サンシュユ)春黄金花(ハルコガネバナ)[英名]Cornus Fruit[学名]Cornus officinalis Sieb Zucc.
【食品データ】
■特徴:
■有効成分:モロニシド、ロガニン
■目安量:主要目的によって異なります。ご相談ください。
■効能効果:古くから老化からくる精力減退、足腰の筋力低下、頻尿、かすみ目、耳鳴り、難聴、めまいなど改善に用いられてきました。
経験的にヒマワリの黒種外皮と相性が良いとされ、組み合わせることで更に耳鳴りや難聴、めまいに効果的と言われています。また、ハチの子やイチョウ葉に配合して、効果や独自性を高め、リピート率を上げる手段にも活用できます。(出典:中薬大辞典など)
■用途:カプセル、打錠など
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