【概要】
[和名] 菊花 [英名]Chrysanthemum [学名]Dendranthema x morifolium(Ramat.)Tzelev
キク科の菊の花。中国では2000年以上も前から薬用として栽培していたと記録されています。松尾芭蕉も好んで食していたそうです。日本の皇室の紋章やパスポートにも用いられ日本を代表する花のひとつ。
【食品データ】
■特徴:最古の医薬書の「神農本草経」には、血のめぐりを良くし、長生きできる上品と書かれています。つまり、健康維持に役立ち長く利用できることを意味しています。また、1600年前後に発刊された「本草綱目」には、熱を散らし、肝を平にして目を明らかにするとの記載があります。肝臓の機能が衰えると様々な眼の病気が発生するとされ、菊花が肝臓の働きを整えることで、眼疾患を改善するということになります。
■有効成分:アピゲニン(精油成分)、テトラクマロイルスペルミン、ルテオリン、アピゲニン
■目安量:目的によって異なる
■効能効果:和漢では白菊花や甘菊花が利用され、目の充血や眼痛、視力低下、多涙症、緑内障などの改善に役立つと言われています。その効果は高く評価され、各種の眼疾患に対応する杞菊地黄丸の主剤として配合されています。また、高血圧や動脈硬化による認知症の予防にも役立つとされ、釣藤散と呼ばれる漢方薬にも主剤として配合されています。経験的にクコの実・エビスグサと相性が良いとされ、組み合わせることで更に効果的になると言われています。また、ブルーベリー、ルテイン、アワビの貝殻エキスなどに配合して、効果や独自性を高め、リピート率を上げる手段にも活用できます。(出典:中薬大辞典など)
■用途:カプセル、打錠など
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