【概要】
[和名]ウメ [英名]Japanese aprocot [学名] Prunus mume Sieb et Zucc.
バラ科サクラ属の落葉高木
【食品データ】
■特徴：ウメは日本でも古くから民間薬として活用されてきた。クエン酸が豊富で疲労回復に効果的。梅肉エキスの有効成分のムメフラールが血流を改善することが知られ、動脈硬化が引き起こす心疾患や脳梗塞などの予防に期待されている。
黒梅は梅の未成熟を薫蒸して乾燥したもの。烏梅(ウバイ)と呼ばれる。スモークされているため、烏のような黒色になることから付いた名。遣隋使として派遣された小野妹子が初めて日本に持ち帰ったと言われている。現代中医学（数千年の歴史のある中国の伝統医学を体系的にまとめ、天然の生薬を配合し目的に叶う処方を組んだり、鍼灸や按摩マッサージを施したりして、様々な疾病に対峙している）では優れた血流改善作用があるとされ、冷えやむくみ、肩こり、生理不順、不妊症などの婦人科疾患に応用されている。経験的にケイケットウ・ウコンと相性が良いとされる。また、生姜、ニンニク、大豆イソフラボンなどに配合して、効果や独自性を高め、リピート率を上げる手段にも活用できる。
■有効成分：梅ポリフェノール、ムメフラール、クエン酸
■効能効果：疲労回復、食欲不振、食中毒、血流、冷え・むくみ、婦人科疾患、
■用途：カプセル、打錠など
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