【概要】
ヒアルロン酸は高分子多糖であり、粘性が高く、動物の結合組織の成分。グリコサミノグリカン(ムコ多糖)の一種。
【食品データ】
■特徴:分子量が100万以上と大きい。
■分子量の大きさ:
低分子なほど体内への吸収率が高く分解されやすい。サプリメント用途のヒアルロン酸は吸収されやすいよう低分子化されているものが多い。しかし低分子化されるほど保水力が落ちるとされる。
■目安量:5%抽出品125mg/日、95%発酵品50~200mg/日
■効能効果:美容・美肌、アイケア、関節
■用途:健康食品、飲料、化粧品
■規格:
【業界データ】
■団体:ヒアルロン酸機能性研究所
■市場規模:
19年:204億円(富士経済)
15年:390億円(2016/3/2健康産業速報)
12年320億円(2013/10/1ヘルスライフビジネス)
09年:13トン
■価格相場:
バイオ技術で製造される発酵法が安く、量産が難しい抽出法(鶏のトサカなどから)が高い。
発酵法:国産14~20万円/kg 5%抽出品:25,000~30,000円/kg
■シェア:食品用:1位 キユーピー、2位 フードケミファ化粧品用:1位 資生堂
【おすすめリンク】
■サイト:
鶏冠由来の製法特許を無効とする審決を取り消す判決(東京高裁 平成16(行ケ)251審決取消請求事件)
■動画:
■記事:2012年 美肌市場は前年比104.6%の774億円(2013/2/4富士経済)
■ブログ:日本健康・栄養食品協会に寄せられた消費者向けQ&Aまとめ(2011年9月)